ガチで潰された2009-06-16

三沢光晴が死んだ?

…と、昼食後にインターネットしながら呟いたところ「今ごろ知ったんですか」と驚かれた。単に次は『レスラー』かなと思って検索かけてただけだったんだが、そのまま絶句してしまった。

あわてて検索したのは町山智浩と菊地成孔。町山智浩なら絶対に何か言っていると思ったし、菊地成孔の『サイコロジカル・ボディ・ブルース』はこれはもう、格闘技(批評)がこんなに面白いなら早く言ってくれ、というような本だったのだ。

町山智浩が「映画『レスラー』は箱舟の船長へのテン・カウント」と題したエントリーをしている一方で、菊地成孔の「速報」がこれがまたすごい。引用すると、ワタシは正に愚直に、確信に満ちて、三沢選手とテッド・タナベ・レフェリーは、ミッキー・ローク/ダーレン・アレノフスキーの「ザ・レスラー」を命がけのガチで潰しにかかったのだ。と、心から信じています。ワタシの予想では、三沢選手はあの映画を観ている筈です。そして、公開日に、まるであの映画をノックアウトするようにして亡くなったのです。

二つ記事を読んでやはり言葉がなかった。もう、私を含めてこれから『レスラー』を観る日本人は全員、ってほとんどの人がそうなのだと思うが、三沢のことを頭から追い出してこの映画を観ることはできないだろう、ということだけは確かだ。