ついてくる気かお富さん2009-06-23

こんな夢を見た。

幅が二メートルくらいの薄暗い廊下を、自分より小さくて細くて弱くて守ってやらなきゃいけない女の子の手を引いて歩いている。流れてるBGMが「お富さん」なので、あー自分は切られ与三の役でお富さんの手を引いて歩いているのかと気づく。建物のはずなのに、なんか洞窟みたいな妙な生々しさがあって、周囲の壁が迫ってくるように感じられる。じめっとしてなま暖かいのが不気味だ。
薄暗い中、向こうからやたら背の高いサッカー選手の一団が歩いてくる。彼らは競技場を探しているみたいな会話をしていて、言葉は交わさずにすれ違うんだが、不意にそれが飛行機事故で死んだACトリノのメンバーで、自分が、彼らと同じ道を逆に歩いているんだと気がつく。ということは何だ、あれなのか。お富さんの手は離さない。そのうちやけにやばい雰囲気の箇所に辿り着いて、そこでは暗闇がびりびりと電気を帯びたみたいに身体を刺してくるので、とてもじゃないが目を開けることなどできやしない。目を瞑ったまま歩き続ける。やがてその地帯を抜けて、よかった、これで目を開けても大丈夫だ、と思う。目を開ける。後ろを振り返るつもりなんか毛頭なかったのに、その廊下は行き止まりで、突き当たりが一面鏡になっていた。

そこで目が覚めた。正直言って、こわかった。