いつかは死ぬ2006-01-06

がんばれば出勤できるなーという程度の発熱だったが、根性なく全休。それで明日は出勤するつもりだってんだから何かを根底から間違えている気がしてならない。何かってたぶんカレンダー?

『トルク』のDVDも買ったことだし、見逃した(ていうか公開されたとき興味なかった)『エレクトラ』のDVDは3月発売になるみたいだし、ということで『007 ダイ・アナザー・デイ』を借りてきて寝ながら見る。
つまり何かというと、ベニシオ・デル・トロとヴァンサン・カッセルに続いて気に入っている俳優ウィル・ユン・リーが端役で出ているのである。『ダイ・アナザー・デイ』なら観た人も多いかもしれないので書いておくと、冒頭でボンドとホバークラフト上の格闘を披露する北朝鮮の大佐役がウィル・ユン・リー。調べてみたら2002年には『PEOPLE』誌の「世界でもっとも美しい50人」に選ばれている様子。テレビドラマにも出ているみたいだから、アメリカでの知名度は日本よりはるかに高いのかもしれない。
バイオグラフィを確認したところカリフォルニア大学バークレー校の卒業らしく、すわインテリかよと身構えたのだが、どうも武道の奨学生だったらしい。ちょっとほっとした。

で、『007 ダイ・アナザー・デイ』の感想だが。
小学校高学年くらいの頃か、ショーン・コネリーというのはすごい人だ、と頭から信じていたのを懐かしく思い出した。知的で、渋くて、強くて、非の打ち所のないジェントルマンなんだろう、と。そしてこれだけ有名なんだから、さぞかしたくさんの名作映画(しかも文芸ぽいやつ)に出演して、演技もめちゃくちゃ上手いんだろう、と。
しかし違ったわけだ。作品によってさまざまだけど、実際の『007』は男子中学生の考えた秘密の武器みたいな新型兵器が出てきて、おっぱいの大きな女の人が次々とジェームズ・ボンドに色目を使い、荒唐無稽なアクションを展開する娯楽映画だった。すごく久しぶりに007を観たけれど、いやあ相変わらずですね!

ウィル・ユン・リーはとてもよかった。欧米で教育を受けた北朝鮮の大佐(ええとこのぼん)なのだけれど、気まぐれで暴力的で視野の狭い感じで、ボンドの乗るホバークラフトを後ろから追跡中に「つっこめ!」と叫び、実際につっこんだときの笑顔など、無邪気でよろしい。