NIGHT ROTA/POINT BREAK ― 2007-02-19
今週はずっとナイトシフトである。ああ、これでまた生活のリズムが狂うなあ。ナイトシフトに慣れていないので、簡単にぐだぐだになってしまう。壁の時計を見ながら時差を計算する毎日。Londonはマイナス九時間、N.Y.はマイナス十四時間。
出勤までの時間、買ったままになっていた『ハートブルー』を流している。1991年の映画、公開時のコピーが「銀行強盗とサーフィンに命をかけてもいいかもしれない。」 映画本編は今見ても遜色ない面白さなのだけれど、特典映像の予告編はものすごく古くさく感じる。ここ十五年で変わったいちばん大きなことは予告編の作り方なのかもしれない。
キアヌ・リーヴス演じる新米のFBI捜査官ジョニー・ユタがL.A.に着任し、最初の仕事が元大統領のマスクをかぶった強盗団の捜査。犯人はサーファーだという相棒の推理にしたがって、ジョニーはビーチに潜入することになる。そこで美しい女性サーファーのタイラーやカリスマ的サーファーのボーディ(何とbodhisattvaの略)と出会い、次第にサーフィンの魅力に取り憑かれていくのだが…という話。
『ワイルドスピード』がまったくこれと同じ話で、存在を知られてはいるけれど実態は知られていない若者文化に関わる犯罪事件が起き、若い捜査官が潜入捜査を開始するんだけど、その過程でカリスマ的な存在に出会って、かつその文化そのものの快楽にはまってしまい、捜査する者と容疑者の立場でありながら次第に惹かれていってしまう…という。あらゆる若者文化はこの定型で映画化できそう。
何となく気になったこと。
『ハートブルー』のジョニー・ユタは、かつてオハイオ州立大学の名クォーターバックだったのだけど、膝を傷めてプロを諦めたという過去を持つ。ボーディといちばん最初に遊ぶとき、サーファーたちは浜辺に車を並べてヘッドライトをともし、アメリカン・フットボールをして、そこでジョニーは昔取った杵柄をを見せることで、サーファーたちからちょっとだけ存在を認められるのだ。それで思い出したのが『ブルー・クラッシュ』。こっちはハワイで生まれ育ったアン・マリーという女の子のサーフィン青春ものなのだけど、そこで彼女が出会って恋に落ちるのが、アメリカ本土から遊びだかキャンプだかに来ているフットボールチームのクォーターバックなのだな。
…何でアメリカン・フットボールなんだろう。海のそばで生まれ育ったかわいい女の子がQBにサーフィンを教える…ってアメリカ的にはすごい美味しいファンタジーなんだろうか。サーファー文化が何かのアウトサイドに片足踏み出しているとしたら、完璧なインサイドがアメリカン・フットボールか?
そういえば、黒人のQBも少ないが、黒人のサーファーって表に出てこないような気がする。サーフィン雑誌を見ていても、白人以外だとポリネシアやミクロネシアの人たちはいろいろ出てくるし、ブラジルっていうのも見た覚えがあるが、黒人サーファーのかっこいい写真ってあんまり見ない。同じL.A.にいるはずだけど、サウス・セントラルの若者文化というと、いちばん最近で『RIZE』だろうか。ビーチで波に乗る奴らと、ガレージで道ばたで踊る奴ら。文化圏が違うのか?
出勤までの時間、買ったままになっていた『ハートブルー』を流している。1991年の映画、公開時のコピーが「銀行強盗とサーフィンに命をかけてもいいかもしれない。」 映画本編は今見ても遜色ない面白さなのだけれど、特典映像の予告編はものすごく古くさく感じる。ここ十五年で変わったいちばん大きなことは予告編の作り方なのかもしれない。
キアヌ・リーヴス演じる新米のFBI捜査官ジョニー・ユタがL.A.に着任し、最初の仕事が元大統領のマスクをかぶった強盗団の捜査。犯人はサーファーだという相棒の推理にしたがって、ジョニーはビーチに潜入することになる。そこで美しい女性サーファーのタイラーやカリスマ的サーファーのボーディ(何とbodhisattvaの略)と出会い、次第にサーフィンの魅力に取り憑かれていくのだが…という話。
『ワイルドスピード』がまったくこれと同じ話で、存在を知られてはいるけれど実態は知られていない若者文化に関わる犯罪事件が起き、若い捜査官が潜入捜査を開始するんだけど、その過程でカリスマ的な存在に出会って、かつその文化そのものの快楽にはまってしまい、捜査する者と容疑者の立場でありながら次第に惹かれていってしまう…という。あらゆる若者文化はこの定型で映画化できそう。
何となく気になったこと。
『ハートブルー』のジョニー・ユタは、かつてオハイオ州立大学の名クォーターバックだったのだけど、膝を傷めてプロを諦めたという過去を持つ。ボーディといちばん最初に遊ぶとき、サーファーたちは浜辺に車を並べてヘッドライトをともし、アメリカン・フットボールをして、そこでジョニーは昔取った杵柄をを見せることで、サーファーたちからちょっとだけ存在を認められるのだ。それで思い出したのが『ブルー・クラッシュ』。こっちはハワイで生まれ育ったアン・マリーという女の子のサーフィン青春ものなのだけど、そこで彼女が出会って恋に落ちるのが、アメリカ本土から遊びだかキャンプだかに来ているフットボールチームのクォーターバックなのだな。
…何でアメリカン・フットボールなんだろう。海のそばで生まれ育ったかわいい女の子がQBにサーフィンを教える…ってアメリカ的にはすごい美味しいファンタジーなんだろうか。サーファー文化が何かのアウトサイドに片足踏み出しているとしたら、完璧なインサイドがアメリカン・フットボールか?
そういえば、黒人のQBも少ないが、黒人のサーファーって表に出てこないような気がする。サーフィン雑誌を見ていても、白人以外だとポリネシアやミクロネシアの人たちはいろいろ出てくるし、ブラジルっていうのも見た覚えがあるが、黒人サーファーのかっこいい写真ってあんまり見ない。同じL.A.にいるはずだけど、サウス・セントラルの若者文化というと、いちばん最近で『RIZE』だろうか。ビーチで波に乗る奴らと、ガレージで道ばたで踊る奴ら。文化圏が違うのか?