Ordinary Joe2008-01-09

一次面接終わった!
終わった直後は「この一次面接はとりあえず通るでしょ」くらいの気分だったのだが、それは単にハイになっていただけで、自宅へ帰り着く頃には「…通るかな。通ってほしいな。いやもうマジ働くからさ、頼む」くらいにボルテージが下がっているのだった。それにしても、すごい夜景だったなあ。あそこで働けたら残業も少し楽しいかもしれない。
あーしかし何が憂鬱って、今のプロジェクトが始まったばかりなのに「抜けます」と言うつもり満々だ、というところだ。仕事において、容赦ないくせに変に義理堅く、飽きっぽいくせに情にもろい私としては、辞表を出す日のことを思うと胃痛になりそうなくらいである。ちなみに仕事以外では単にワガママだ。

仕事初めからこっち、Terry Callierのアルバムを一日に一枚ずつのペースで聴いている。60年代から70年代にかけて何枚かのアルバムを出したソウル系のアーティストで、80 年代のディスコグラフィは空っぽ、90年代に入ってから音楽業界に戻って来ているようだ。ソウル再評価が盛り上がったのがその頃だからか。 Amazon.comかLast.fmかをブラウジングしていて見つけたのだが、ジャジーでフォーキーでソウルフルなので、何に分類されているのかはよくわからない。
調べてみると、2007年にも来日していた。後一年早く気づいていれば…。まあ、昨年12月にRaul Midonを知ってアルバムぜんぶ聴いて、調べてみたら「三日前まで来日してた」だったことを思えば。音楽を知るのにもタイミングというのがある。CD ショップの店頭の試聴コーナーで気がついたならツアーに来てくれる確率も高いが、ランダムにアクセスしているとそういうわけにもいかないのである。こと音楽に関していえば、Amazon.co.jpの新譜オススメが役に立ったことはない。
最初に聴いたアルバムは"Alive"というライヴ盤で、一曲目は"Ordinary Joe"という。軽やかでいい。Average Joeで「平凡な男」という慣用句があったから、これもきっとそうなんだろう。

調べてみたら"Joe six pack"でもやっぱり「平凡な男」と言うらしいんだが、そういえばこのあいだ知人から来たメールに「彼ったらsix packも露わな革パンでさ!」とあったのを思い出した。その文脈でのsix packは「割れた腹筋」だそうな。一方でビールの六本パック、一方で見せびらかしたいような腹筋か。
ついでに英語ネタをもうひとつ。Amazon.comを見ているとよく"coffetable book"というフレーズが出てくる。Frank Millerの"300"とか。最初見たときは大型本の意かと思ったが、ちがった。 "Subject matter is generally confined to non-fiction, and is usually visually-oriented."だそうだ。なるほど、写真集などでよく見るはずだ。

さあ、面接のことは忘れて寝よう。