築地のお給金2008-12-29

NHKの『築地大百科』再放送で、職人さんの包丁のお手入れを映していた。何でも包丁を研ぐときには手のひらの小指側の部分、小指球のあたりを包丁に押しつけて研がねば力が入らないとかで、毎日包丁研ぎを続けているうちに包丁の刃が薄くなり、手のひらまで砥石で削れてしまうんだそうだ。うわあ。そういえば脛の上にひたすら鉄棒を転がし続けるっていう拷問がなかったっけか。

職人さんは「これで給料もらってんだからね」というようなコメントをしていたが、そこで「お給料」という言葉が出てくるのが少し意外だった。どちらかといえば職人さん達というのは、「お給料をもらう」というより「腕一本で稼ぐ」というイメージだったので。労働者というより個人事業主というか。

番組には『築地』のテオドール・ベスターが登場して、お気に入りだという拾得物の看板を紹介していた。落ちていたのは印鑑、現金、タコ、ハゼなどである。『築地』は高かったから買ってないんだけど、年末年始に読んでみようかな。

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