懺悔2009-11-16

ものすごく久しぶりにやおいを読んでしまいました…いい年して何をやってるんだと…。

モノはCriminal Mindsという海外ドラマシリーズ、FBIの行動分析課(一時期流行ったプロファイラーというやつですな)通称BAUを舞台にした単話完結の猟奇殺人サスペンス。いや…ふと思い立って"Slash"で検索した私が悪かった…。まさかあんなにあるなんて思わなかったんだ…。

しかし言語が何であれ、基本的なフォーミュラは日本のそれと何ら変わらない。というのは発見でした。台詞の使い方やら人物の形容やら展開やら、どれも既視感が。しかし上手い人は上手い。書いてるのがプロではない故に、中にはあんまり上手じゃない人がいるというのも同じ。そうそう考えてみれば英語のセックスシーンは初めて読むので、"moan"の使用率の高さに驚きました。一応わかるけど日常ほとんど使う機会のない英単語のひとつですが、Slashではmoanなしには話が進みません。日本語で言うと「喘ぐ」ぐらいの頻度でしょうか? 皆さんmoanしまくりです。男性器を表す多様な婉曲表現も面白かった。

検索はホッチナー中心でした。いつも濃紺のスーツを着てしかめ面の優秀なボス。元検事にして射撃の名手、厳しくて頑なながらも妻と子を大事にしていたのが、第三シーズンでは仕事にかまけすぎだと妻に去られてしまう…という。気がついたら取り返しがつかなかったというのが好きなのは、いい年になっても変わりませんでした。