Pisser, Killer ― 2008-02-10
ようやく来たよ『アメリカン・ギャングスター』が!
ハヤカワ文庫からはマーク・ジェイコブスンの『アメリカン・ギャングスター』が、ソフトバンク文庫からはノベライズが同じタイトルで刊行されているが、「原案」は前者。マーク・ジェイコブスンが"N.Y.Magazine"に書いたフランク・ルーカスのインタビュー記事、"The Return of Superfly"だ。文庫で60ページもない記事だから、150分を超える映画の原作としてはあまりにも短い。映画の方は、60年代の終わりから70年代の初め8番街116丁目に君臨した麻薬王フランク・ルーカスと、彼を刑務所に送りこむこととなったかつての麻薬特別捜査班長リッチー・ロバーツの関係に焦点を当てて当時の物語を再構成している。
150分は正直長いし、削ってもいいエピソードもあれば、もったいない使い方をされているエピソードもある。絵には文句ないけどキャラがもったいないケースが多い。絵的には文句ないんだ、本当に。つまりキャスティングには文句ない(デンゼル・ワシントンが少々年を取りすぎていることを除けば)。ラッセル・クロウは「正しい」ことだけが取り柄の警官役で久々にいいし、悪徳警官トルーポを演じたジョシュ・ブローリンの賤しくてあくどい雰囲気がすばらしい。でもエピソードはもったいない。悪徳警官トルーポも、ニッキー・バーンズも、ドン・カッターノも。個人的な収穫は、麻薬特別捜査班のひとりスピアマン。年はそこそこ行っているが子供っぽく痩せたファニーフェイス、薄汚れ。
ちなみに"Superfly"と言えば、ちょうどこの映画の時代と同じ1972年に制作された、黒人のヤクの売人を主人公とした映画で、Curtis Mayfieldが サントラを手がけている。今では映画よりサントラの方が有名なんじゃないかと思う。
しかし今回は、予告編で使ってたBobby Blue Blandの"Ain't No Love In The Heart Of The City"をJay-Zがカバーしたバージョンがいい。サントラには入ってないみたいだけど。
ハヤカワ文庫からはマーク・ジェイコブスンの『アメリカン・ギャングスター』が、ソフトバンク文庫からはノベライズが同じタイトルで刊行されているが、「原案」は前者。マーク・ジェイコブスンが"N.Y.Magazine"に書いたフランク・ルーカスのインタビュー記事、"The Return of Superfly"だ。文庫で60ページもない記事だから、150分を超える映画の原作としてはあまりにも短い。映画の方は、60年代の終わりから70年代の初め8番街116丁目に君臨した麻薬王フランク・ルーカスと、彼を刑務所に送りこむこととなったかつての麻薬特別捜査班長リッチー・ロバーツの関係に焦点を当てて当時の物語を再構成している。
150分は正直長いし、削ってもいいエピソードもあれば、もったいない使い方をされているエピソードもある。絵には文句ないけどキャラがもったいないケースが多い。絵的には文句ないんだ、本当に。つまりキャスティングには文句ない(デンゼル・ワシントンが少々年を取りすぎていることを除けば)。ラッセル・クロウは「正しい」ことだけが取り柄の警官役で久々にいいし、悪徳警官トルーポを演じたジョシュ・ブローリンの賤しくてあくどい雰囲気がすばらしい。でもエピソードはもったいない。悪徳警官トルーポも、ニッキー・バーンズも、ドン・カッターノも。個人的な収穫は、麻薬特別捜査班のひとりスピアマン。年はそこそこ行っているが子供っぽく痩せたファニーフェイス、薄汚れ。
ちなみに"Superfly"と言えば、ちょうどこの映画の時代と同じ1972年に制作された、黒人のヤクの売人を主人公とした映画で、Curtis Mayfieldが サントラを手がけている。今では映画よりサントラの方が有名なんじゃないかと思う。
しかし今回は、予告編で使ってたBobby Blue Blandの"Ain't No Love In The Heart Of The City"をJay-Zがカバーしたバージョンがいい。サントラには入ってないみたいだけど。